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中央銀行の金買い入れ 金価格を支えるか

2019.4.9

金価格小幅に上昇 再度1300ドル超え

2019.4.9

金価格は火曜日、小幅に上昇。

NY金先物は、日本時間15時41分、前日終値より80セント高い、1302.4ドルとなっている。

月曜日発表の弱い米経済データによってドルが軟化し、金価格を押し上げた模様。

また、トランプ米大統領のFRBに対する利下げ要求や、中国の金保有増加なども材料視されたようだ。

中央銀行の金買い入れ 金価格を支えるか

米商務省発表の、2月の米製造業新規受注は、前月比0.5%減となった。出荷は5カ月ぶりに増えたが、在庫が増加するなど、製造業の鈍化がみられる。

金と逆の値動きをしやすいドルは、米経済の減速懸念や、原油高による資源輸出国の通貨高を受けて、やや軟化しているようだ。

一方、トランプ米大統領は5日、FRBに利下げと量的緩和を要求したが、FRBは今のところ反応を示していない。

ただ、水曜日発表予定の3月FOMC議事録に、金利政策の手掛かりがあるのでは、と注目されている。火曜日には、リチャード・クラリダFRB副議長のスピーチも予定されており、注目が集まりそうだ。

また、RBCウェルス・マネジメントの貴金属アナリスト、ジョージ・ジェロ氏は「売られすぎた金が、ドルの軟化や米政策への不安から戻しつつあるようだ」と述べている。

さらに、中国人民銀行の3月の金保有量は、前月比約11.2トン増の約1885トンとなったと発表された。同銀行による金保有量増加は4か月連続となり、金価格には追い風となったとみられる。

IMFによると、トルコの金保有量も3月、前月比17.11トン増の495.86トンとなったと伝えられており、引き続き堅調な中央銀行による金買い入れが、金価格を支えるとの見方も広まっているようだ。


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遠藤 結香

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