投機筋買い越し 供給減懸念が加速

投機筋買い越し 供給減懸念が加速

原油価格上昇 制裁と減産が押し上げ

2019.3.31

原油価格は金曜日、前日から約1%上昇。

WTI原油先物は、前日終値より67セント高い60.18ドルで取引を終えた。

米国のイラン・ベネズエラに対する制裁とともに、OPEC+の減産が原油価格を押し上げているようだ。

また、先週の米リグ稼働数が前週比8基減となったことも、原油価格の強材料となった模様。

投機筋買い越し 供給減懸念が加速

WTI原油価格は1-3月で約32%の上昇を記録し、2009年以来最大の上げ幅となった。

また、金曜日発表のCFTCのデータでは、先週の投機筋によるNY原油先物ポジションは、448,619枚の買い越しとなり、買い越し幅が拡大している。

米国のイラン・ベネズエラに対する制裁が、原油価格の上昇を加速させているようだ。

イラン産原油の3月の輸出量はおよそ100万バレルと、2月の130万バレルからさらに減少。米制裁開始前の2018年4月には、少なくとも250万バレルあった。

また、ベネズエラの原油生産量は、米制裁と国内の政治的・経済的混乱により、減少を続けている。2000年代には300万バレル以上だった産油量は、現在100万バレル程度に過ぎない。

さらに、米政府は、イランの制裁回避の阻止や、ベネズエラへの追加制裁に言及し、制裁強化の姿勢を見せている。

一方、金曜日発表のEIAデータで、米国産油量は半年ぶりに減少に転じた。米リグ稼働数も、6週連続の減少となっており、供給不足への懸念がさらに強まることになりそうだ。


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