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世界景気減速へ? 金需要は増加か

金価格上昇 弱い経済データ受け

2019.3.24

金価格は金曜日、上昇。

NY金先物は、前日終値より4.4ドル高い1313.4ドルで取引を終えた。

特に欧州の弱い経済データを受けて世界景気の減速懸念が高まり、金価格を押し上げたようだ。

金価格はこの1週間で1%近く上昇しており、2月初旬頃の水準まで戻してきている。

世界景気減速へ? 金需要は増加か

キトコ・メタルズのシニアアナリスト、ジム・ワイコフ氏は「安全資産の金への需要が高まっている。FRBは米経済の減速を指摘し、世界景気にも波及しつつあるとの見方が広がった」と述べている。

HISマークイットが発表した3月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は52.5と、約2年ぶりの水準まで低下。市場予想を下回る結果となった。

また、3月の独製造業PMI速報値は44.7と、3か月連続で50を下回り、2012年以来の低水準となった。

弱い経済データに加え、米国債で長短金利差が逆転する「逆イールド」現象がみられ、景気後退懸念がさらに高まっているようだ。

TDセキュリティーズはレポートで「金の値動きは、世界景気の減速を反映した金利の低下が続く中で、経済指標の悪化が金価格を急騰させる、という我々の予測を裏付けるものだ」と述べている。

また、MKS SA社の副社長、アフシン・ナバビ氏は「現時点では、1320ドルが抵抗線となりそうだが、地政学リスクとブレグジットの状況によって、金価格はさらに高くなるとみている」と述べている。

景気減速懸念と世界情勢の不確実性が、金価格をじわじわと押し上げている。状況の悪化による金価格急騰の可能性も現実味を帯びてきたようだ。


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