アルジェリア大統領選 新たな供給不安要素に?

アルジェリア大統領選 新たな供給不安要素に?

原油価格横ばい 強弱材料が混在

2019.3.20

原油価格は水曜日、ほぼ横ばいで推移している。

WTI原油先物は、日本時間16時20分、前日終値より25セント高い59.33ドルとなっている。

OPEC+の減産と、対イラン・ベネズエラへの米制裁が、引き続き原油価格の支えとなっている模様。

一方、世界経済の成長減速による需要減への懸念が、原油価格の重しとなっているようだ。

アルジェリア大統領選 新たな供給不安要素に?

APIが火曜日発表した先週の米原油在庫は、前週比213.3万バレル減。事前予想は30.9万バレル増だったため、予想に反する減少となっている。

EIAによる米原油在庫統計は、日本時間の水曜日23時30分に発表予定となっている。

一方、リビアに続き、OPEC加盟国アルジェリアでも、原油供給の不安定化が懸念されている。

長期政権となっている、アルジェリアのアブデルアズィーズ・ブーテフリカ大統領は先週、抗議デモを受けて大統領選への5選出馬を撤回したが、反政府デモはおさまっていないようだ。

ブルームバーグのコメンテーター、ジュリアン・リー氏は先週、アルジェリアでもリビアと同じように内部の武装勢力によって原油生産が停止する可能性を警告した。

一方、ウォールストリートジャーナルは、石油大手のエクソン、BP、エクイナーがすべて、北アフリカ諸国での投資計画を取りやめたと伝えている。

アルジェリアの原油生産量は日量約110万バレル。輸出量はその約半分と推測される。

今のところ、大きな混乱には至っていないが、もし状況が悪化すれば、原油価格にも大きな影響が出るかもしれない。


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