経済データ弱く 金買いは進むか?

経済データ弱く 金買いは進むか?

金価格やや落 前日上昇分を相殺

2019.3.14

金価格は木曜日、前日の急騰から反落。

NY金先物は、日本時間16時08分、前日終値より7ドル安い1302.5ドルとなっている。

前日に、英議会が「合意なき離脱」を否決したことや、米インフレ関連指標が予想を下回ったことが、金価格を押し上げたようだ。本日は前日の上昇分をほぼ相殺した形だが、節目とされる1300ドル以上の水準で推移している。

経済データ弱く 金買いは進むか?

中国国家統計局が木曜日発表した、2019年1~2月の工業生産は、予想よりも弱い前年同期比5.3%増となり、17年ぶりの低い伸び率となった。

このデータを受けて中国株は下げたが、安全資産の金価格にはほとんど影響がなかったようだ。

前日には、いくつかの要因が金価格を押し上げていた。

水曜日発表の2月の米生産者物価指数は、予想よりも低い前月比0.1%の上昇にとどまった。インフレの兆候は見られず、FRBによる今年の利上げ可能性はさらに低下するとみられる。

また、トランプ米大統領は同日、米中首脳会談について「急がない」と発言し、貿易問題解決が長引くとの懸念が、金価格を支えたようだ。

一方、英議会は、13日にEUからの「合意なき離脱」を否決したことを受け、本日、離脱延期の是非を問う採決を行う予定だ。

このような状況を受け、ソシエテ・ジェネラル銀行は、1年後の金価格を約1400ドルと予想している。

先行き不安の高まりにともなって、金価格は底堅く推移していきそうだ。


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