ベネズエラ大停電 原油生産にも影響か

ベネズエラ大停電 原油生産にも影響か

原油価格続伸 需要増が後押し

2019.3.12

原油価格は火曜日、小幅に上昇。

WTI原油先物は、日本時間16時37分、前日終値より27セント高い57.04ドルとなっている。

堅調な需要とOPEC+の減産が、原油価格を押し上げたようだ。

また、金融市場で広く値上がりしたことも、原油価格の支えとなったとみられる。

ベネズエラ大停電 原油生産にも影響か

世界経済の減速がみられる中、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは、今年のブレント原油価格を平均で70ドル、WTI原油価格を59ドルと予測している。

BOAメリルリンチはその要因の一つとして、国際海洋機関(IMO)による燃料規制の厳格化によって、来年から船舶用ディーゼル燃料の需要が増える見込みであることをあげている。

一方、ベネズエラの反政権派は月曜日、5日間以上の停電の影響を受け「国家警戒態勢」を宣言した。

この停電によって、同国の原油の生産・輸出にも影響が出ているようだ。

アーガス・メディア社は日曜日、同国ホセ港にある、大規模な原油精製・輸出の拠点が停止していると伝えた。45万バレル規模とされる、各国石油大手との共同プロジェクトも停止しているようだ。

NYタイムズのジャーナリスト、アナトリー・クルマナエフ氏は「大停電は水力発電所のタービン損傷によるものと考えられ、その修理や交換は、資金と人材の不足によりかなり難しいだろう」とツイート。

米制裁によって、すでに同国の原油生産は大きな影響を受けており、大停電が事態をさらに深刻にしているようだ。

ベネズエラの産油量はさらに減少することになりそうだ。同国の混乱が、原油価格をさらに押し上げることになるかもしれない。


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