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ブレグジット採決 金価格にも影響か

金価格やや下落 急騰後調整か

2019.3.11

金価格は月曜日、先週末の急騰からやや下落。

NY金先物は、日本時間16時21分、前週終値より2ドル安い1296.6ドルとなっている。

堅調なドルが、世界経済の減速懸念による金買いの勢いをおさえた模様。

金曜日に発表された米雇用統計がかなり弱く、急速な景気減速懸念から安全資産の金が買われていた。

ブレグジット採決 金価格にも影響か

2月の非農業部門雇用者数は、事前予想の約18万人よりもはるかに少ない、前月比2万人増にとどまり、第1四半期の急速な景気減速懸念が広がった。

オアンダ社のシニア市場アナリスト、ジェフリー・ハレー氏は「金価格はいい位置につけている。今後数か月は、世界景気減速や不確実性増大の影響を受け、上昇していくだろう」と述べている。

また、パウエルFRB議長は日曜日、今後の利上げについて「急いでいない」と述べ、現在の金利水準が「ほぼ中立の水準だ」と発言した。

今週は、米金融政策の材料となる1月小売売上高や、2月の米消費者物価指数と生産者物価指数の発表が予定され、注目が集まる。

一方、3月29日にEU離脱が迫る英国でも今週、山場を迎えそうだ。英国議会では12日、政府案の採決が行われる。政府案が否決された場合、翌日に「合意なき離脱」を支持するかどうかが採決される。

これが可決されれば「合意なき離脱」が確定し、否決された場合は、14日までに「離脱延長」の是非を問う採決が行われる予定だ。

混迷を極めるブレグジット問題の方向性が決まるのか、注目される。もし「合意なき離脱」が決定し、世界の景気減速リスクが高まれば、金価格急騰の場面もあるかもしれない。


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