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OPEC+ 減産延長か 市場は供給不足へ?

2019.3.10

原油価格下落 下値は限定的

2019.3.10

原油価格は金曜日、やや下落。

WTI原油先物は、前日終値より36セント安い56.04ドルで取引を終えた。

2月の米雇用統計で米経済の低調さが示され、原油価格に下落圧力がかかったようだ。

ただ、一時54.52ドルまで売られたものの56ドル台まで戻しており、原油相場の底堅さもうかがえる。

OPEC+ 減産延長か 市場は供給不足へ

サウジアラビアのファリハ エネルギー相は日曜日「2019年の中国と米国の原油需要は堅調だが、4月の会合でのOPEC+の協調減産見直しは早計だ」と、ロイターに対して語ったようだ。

同氏によると、中国の石油需要は毎月のように過去最高を更新しており、2019年中に1100万バレルを突破しそうな勢いだ。

ファリハ大臣は「OPEC+が4月に減産方針を変えることはなく、もし必要なら、6月に調整することになるだろう」とも述べた。

OPEC+は4月17、18日にウィーンで会合を開き、6月25、26日に次回の会合を予定している。

また、「4月まで状況をみて、現在まだ見られない供給途絶がどこかで起こらない限りは、減産を前に進めることになるだろう」としている。

最近の情報では、OPEC+は6月の会合で、協調減産の延長に合意する公算が高くなっているが、米国の制裁を受けているイランとベネズエラの状況次第でもある。

ベネズエラは政治的・経済的危機の中、同国の原油輸出量は、米国による石油産業への制裁が始まった1月28日以前と比べ40%減少、約92万バレルまで落ち込んでいる

また、金曜日発表の、先週の米リグ稼働数は、前週比9基減の834基となった。原油市場は、供給不足へ向かいつつあるのかもしれない。


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遠藤 結香

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