欧州景気減速か リスクに備える動きも

欧州景気減速か リスクに備える動きも

金価格反発 ECB経済見通し受け

2019.3.8

金価格は金曜日、反発。

NY金先物は、日本時間16時34分、前日終値より7.2ドル高い1293.3ドルとなっている。

欧州中央銀行(ECB)が2019年の経済成長率を下方修正したことが、金価格の支えとなった模様。

一方、米国の非農業部門雇用者数の発表を前にドルが買われ、金価格は上値を抑えらえたようだ。

欧州景気減速か リスクに備える動きも

ECBは木曜日、2019年の経済成長率を前回(18年12月)の1.7%から1.1%に下方修正した。

ECBは、金融危機後初の利上げを、少なくとも2020年まで延期するとし、銀行向けの超長期低利融資を再開すると発表している。

欧州の景気減速懸念が金価格を押し上げたが、ユーロに対してドル高となったことで、上値は限定的となったようだ。

一方、金需要の増加もみられる。インドの2月の金輸入は、前年比5.5%増となったようだ。

中国人民銀行は2月、金保有量を前月の5994万トロイオンス(約1865トン)から6026万トロイオンス(約1875トン)まで増やしたようだ。

また、ラエル・ブレイナードFRB理事は木曜日「経済見通しが変わらないとしても、消費などに減速の兆しがある以上、FRBは利上げには慎重になるべきだ」と発言した。

FRBが利上げ停止に傾けば、金価格は再び急騰する可能性もある。本日発表の非農業部門雇用者数は、FRBの判断にも影響するとみられ、注目が集まりそうだ。


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