米中協議進展とドル高 金には二重の圧力か

米中協議進展とドル高 金には二重の圧力か

金価格横ばい 急落後、反発弱く

2019.3.5

金価格は火曜日、前日までの急落からほぼ横ばい。

NY金先物は、日本時間16時45分、前日終値より2.4ドル安い1286.2ドルとなっている。

米中貿易協議の進展への期待が高まり、金価格を押し下げているようだ。

また、米国10年債利回りが上昇し、ドルが買われたことも、金価格下落の要因とみられる。

米中協議進展とドル高 金には二重の圧力か

月曜日、米中貿易協定締結の可能性が伝えられ、金は一段安となった。

景気後退懸念が和らぎ、安全資産からリスク資産へ資金が流入した模様。国債利回りが上昇したことがドル高を招き、金価格には強い下落圧力がかかったようだ。

一方、ゴールドマンサックスが月曜日、2019年の金価格予想を上方修正したと伝えられた。

同社は3か月後には金価格が1350ドルに達し、1年後には1400~1450ドルになっていると予測。欧州の景気減速や、地政学リスクの高まり、新興国経済成長によるドル軟化が、金価格を支えるとした。

また、独へレウス社はレポートで、現在の地政学リスクとドルへの懸念から、 各国中央銀行による金の買い入れは続くだろう、と指摘している。

IMFのデータによると、1月の中国とインドの金保有が増加したようだ。中国の金保有量は、前月比11.82トン増の1186.39トンとなったと伝えられている。

米中協議の行方も含め、世界経済の不確実性は依然として高い。リスクへの備えが重要になりそうだ。


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