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ベネズエラ輸出減 減産は予想以上か

2019.3.4

原油価格は反発 米中協議進展で

2019.3.4

原油価格は月曜日上昇。先週の急落から反発した。

WTI原油先物は、日本時間16時07分、前週終値より27セント高い56.02ドルとなっている。

OPEC+の減産に加え、米中貿易協議の進展が伝えられ、原油価格上昇につながった模様。

世界経済成長の重荷となる関税の掛け合い解消への期待で、投資家心理が改善しつつあるようだ。

ベネズエラ輸出減 減産は予想以上か

ウォールストリートジャーナルは日曜日、米国は、中国製品に対する関税の大部分、もしくはすべてを撤廃する用意があると伝え、さらに、米中首脳会談が今月中にも開かれる可能性を報じた。

このニュースが、OPEC+の減産などで上昇基調にあった原油市場にも、追い風となったようだ。

一方、英バークレイズ銀行はレポートで「米国によるイラン・ベネズエラへの制裁で約200万バレルの供給減となり、原油価格をさらに押し上げるだろう」と述べている。

先月末に、米国がベネズエラ国営石油会社(PDVSA)への制裁を発動して以降、ベネズエラからの原油輸出量は制裁前から40%近く急減し、約92万バレルまで落ち込んでいるようだ。

ウォールストリートジャーナルによると、インドなどへの輸出はわずかに増加したものの、頼みの綱とみられていた中国への輸出量は、2月に約15万バレル減少している。

また、欧州石油大手やロシアのルクオイル社も、ベネズエラとの取引を打ち切ったと伝えられている。

ただ、強い圧力下でも、マドゥロ大統領は政権を保っている。政権交代を目指す米国による追加制裁の可能性もあり、ベネズエラからの原油供給は、少なくとも数か月は減少を続けることになりそうだ。


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遠藤 結香

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