原油価格続伸 需給はひっ迫へ?

原油価格続伸 需給はひっ迫へ?

原油価格は続伸 供給不足懸念により

2019.3.1

原油価格は金曜日、続伸。

WTI原油先物は、日本時間16時16分、前日終値より48セント高い57.73ドルとなっている。

OPEC+の減産により、原油需給の引き締まりが意識され、原油価格を押し上げている模様。

一方、米産油量の増加と、世界景気の減速懸念が、上値を抑えているようだ。

米原油在庫減少 需給はひっ迫へ?

EIAが水曜日発表した先週の米原油在庫は、前週比860万バレル減の4459万バレルとなった。

サウジアラビアやベネズエラなど、OPEC諸国からの原油輸入量が減少したことが要因とみられる。

ブルームバーグによると、サウジの2月の対米原油輸出量は、前月比110万バレル減の約160万バレル。前年同月の575万バレルからは30%以下の水準まで落ち込んでいる。

リポウ石油アソシエイツ社のアンディ・リポウ氏は「OPECと協力国は、現在の原油価格はまだ低いと考えており、なんとしても需給をひっ迫させようとするだろう」と述べている。

サウジは減産枠以上に生産量を減らすと同時に、市場で材料視されやすい米原油在庫を減らすために、米国への輸出量を大幅に削減しているとみられる。

一方で、アジア新興国の石油消費量は増加を続けているようだ。

7%前後の経済成長を続ける、インドのディーゼル燃料消費量は、今年中に史上最高の水準に達すると伝えられている。

景気減速による需要減の懸念も残るが、当面は供給不足懸念が原油価格を支えることになりそうだ。


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