金価格急騰 先行き懸念が増大中?

金価格急騰 先行き懸念が増大中?

金価格急騰 株急騰にもかかわらず

2019.2.17

金価格は金曜日、2週間ぶりの高値を付けた。

NY金先物は、前日終値より9.3ドル高い1325.0ドルで取引を終えた。

低調な米経済データを受け、FRBが利上げ停止に傾いたとの見方が広がり、金価格を押し上げた模様。

一方、米中貿易協議の進展期待で再びリスクオンムードが高まり、金価格の上値を抑えているようだ。

強弱材料が混在 先行き懸念が増大か

米中貿易協議の進展への期待から株価が回復する一方、中国や欧州に続いて米国の低調な経済データが発表され、金価格を押し上げたとみられる。

また、トランプ米大統領の非常事態宣言により、米国債務上限をめぐる交渉が難しくなるとの懸念も、金価格の支えとなっているようだ。

モントリオール銀行(BMO)の金属デリバティブ部長、タイ・ウォン氏は「FRBの金融引き締め終了が見えてきた中、全体的に金の強材料が多くなっている」と述べている。

また、ゴールドマネー社のリサーチ部長、アラスデア・マクロード氏は「世界経済は急減速し、各国の金融政策は緩和に向かうだろう。インフレ傾向となり、金価格は上昇しそうだ」と述べている。

金価格は、株価やドルの上昇にもかかわらず、1月以降も上昇傾向にある。

今後、米中間で貿易協定の締結ができれば、金価格の下落要因となりそうだが、協議期限の延長も示唆される中、先行き不安の払しょくにはまだ時間がかかりそうだ。

さらにブレグジットやベネズエラ問題が悪化するようなら、金への資金流入は加速すると考えられる。しばらくは、金価格の上昇トレンドが続きそうだ。


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