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シャララ油田の混乱 リビア生産量どうなる?

2019.2.10

原油価格は小幅上昇 強弱材料が拮抗

2019.2.10

原油価格は金曜日、前日の下落から反発。

WTI原油先物は、金曜日、前日終値より10セント高い52.71ドルで取引を終えた。

OPEC+による減産への期待が引き続き下値を支え、原油価格は下げ止まったようだ。

一方で米リグ稼働数が増加したことや、景気減速懸念が原油価格の下落圧力となっている模様。

米リグ稼働数増加 リビア油田は混乱続く

ベイカー・ヒューズによると、先週の米リグ稼働数は7基増の854基となった。

原油価格の回復により、リグ稼働数も増加に転じたとみられる。今後の米産油量増加が意識され、原油相場にとって弱材料となった。

一方、リビアの国営石油会社NOCは土曜日、ムスタファ・サナラ会長がシャララ油田の危機について、トリポリ政府と話し合いを持った、と発表した。

同国最大のシャララ油田は昨年12月、武装勢力によって占拠され操業停止に追い込まれていたが、先週水曜日、リビアの東部政府が同油田に軍隊を派遣したと伝えられた。

リビア国内には、リビア政府として国際社会で認められているトリポリ政府と、東リビアに拠点を置くトブルク政府が存在し、対立関係にある。

そして今、シャララ油田が両政府の対立の中心地となっているようだ。

リビアの原油生産は、2011年以来度々中断してきたが、今回は両政府の衝突につながる可能性もある。原油供給量のさらなる減少も懸念される。


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